空模様は、みぞれ雪

アイドルマスターの話をします

GBNSを「担当ユニット」とした話

こんにちは。

モバマスのサービス終了でしばらくメンブレしてしまったオタクです。本当に辛くて悲しいことですね。これについて色々書いてしまうとまたメンタル削られてしまいそうなので、それはしません。

今回は前々から文字に残そうと思っていた、自分にとっての「担当する」という行為と向き合った話、そしてその結果GBNSを「担当ユニット」とした話をします。全部自分語りです。後で自分が読み返して「この時はそんなこと思ってたのか〜」と思うための備忘録みたいなものになると思います。

 

【注意】

1人のアイドルマスターのプレイヤーとしてのスタンスを語るだけです。他のスタンスを否定したりする意図は全くありませんので、よろしくお願いします。

私はアイドルマスターは文字通りのロールプレイだと思っています。従ってここで言う担当など概念の考え方や自らのプロデューサーという肩書きもその一環として捉えていただきたいです。

 

 

初めに

私は現在担当アイドルとしては三船美優さん、岡崎泰葉、白雪千夜の3人を抱えており、GIRLS BE NEXT STEPを担当ユニットとしています。しかし、最初からこのメンツでアイドルマスターをやってきたわけではありません。そもそも私がこのコンテンツと出会った段階ではまだ白雪千夜はこの世に存在しなかったわけですし。

さて、「担当する」という行為について考えるために、自分の担当歴について振り返ってみようと思います。私は初めから担当の定義やプロデュース方針などを考えていたのではなく、月日を重ねることでそれらを獲得したからです。以下、時系列で追っていきます。

 

担当遍歴1人目 三船美優さん

私が初めに担当アイドルとして抱えたのは三船美優さんです。アイドルマスターを始めてから少しして、このコンテンツのオタクは自らのことをプロデューサーと称して、好きなアイドルは担当アイドルと呼んでいるのだろうということに気がつきました。まずは自分も好きなアイドル、もとい担当アイドルにできるアイドルを探してみようと、色々なアイドルを片っ端から試してみることにしました。デレステで引いたアイドルのコミュを読んだり曲を聴いたり、モバマスシンデレラガールズ劇場を読み通して気になったアイドルの中でも安価なカードをフリートレードで迎えてセリフを読んでみたりと、手を変え品を変えアイドルに触れてみました。

その過程で特に気になったアイドルは、北条加蓮、関裕美、そして三船美優さんでした。そしてその中で担当アイドルとして美優さんを選んだのは、「自分が干渉することでこの人の成長を促すことが一番楽しいだろうな」という思いからでした。加蓮や裕美についても同じようなことができるとは思うのですが、その時点での美優さんは2人に比べてよりPへの依存度が高く、そこからの成長を果たしてほしい、その手伝いをしたい、と思ったことを覚えています。美優さんについて少し詳しく話しているレッドソールの記事を見てもらえると、何がしたいのか少し見えるかと思います。

当時の私は、担当アイドルは特別なアイドルでならなくてはならず、1人であることが望ましいとさえ思っていました。そしてこの考えのもと、数年間アイドルマスターと付き合うことになります。その結果、他のアイドルにはあまり目を配ることなく、美優さんのことだけを考えてアイドルマスターと向き合うことになってしまいました。今にして思えば、かなりの機会損失な気もします。しかし、そのようなスタンスで数年間過ごしたからこそ、今の担当アイドルにも出会えたのだと思います。このスタンスを脱却して、どのように2人目の担当アイドルを迎えたのか、お話しします。

 

担当遍歴2人目 岡崎泰葉

私が2人目に担当としたのは岡崎泰葉ですが、彼女を担当とするまでには長く間が空きました。というのも、先述のスタンスでアイドルマスターを遊んできた自分にとって担当アイドルは美優さんだけを指す言葉で、そこから拡張しようという考えもなかったからです。

しかし『ほほえみDiary』のイベント以降、高森藍子をすっかり好きになってしまいました。以前から顔も声もめちゃくちゃに好みで、特に歌声が大好きでライブに金子さんがご出演されていると毎回喜んでいました。そして『ほほえみDiary』のコミュでのインディゴ・ベルとしての活動がかなり好きで、他のコミュを読んでみても藍子がアイドルとしてやっていることもかなり好きで、もしかすると今こそ担当アイドルを増やす時ではないのか、と思いました。

今までロクに他のアイドルと向き合ってこなかったことを後悔しつつ、では美優さんの他に担当アイドルを増やすとすると、藍子でいいのかと一度再考することにしました。自分は何を求めて美優さんを担当アイドルとしているのか、と立ち返った時、「私(P)の干渉によって成長を促したいと思うアイドル」だから美優さんを担当としていることに気付きました。アイドルマスターを始めた頃に加蓮でも裕美でもなく美優さんを選んだ理由であり、自分にとっての担当アイドルの定義がこれであることをこの時初めて自覚しました。そしてその定義に当てはめたとき、藍子はそれには当たらない、というのが私の答えでした。ただのめっちゃ好きなアイドルです。今も藍子ちゃん大好きです♡

 

しかし、藍子を担当アイドルにするかどうか思案したことは私に大きな大きな変化をもたらしました。担当アイドル増やしてもいいんじゃないか、という考えがようやく私の中にも生まれ、色々なアイドルを改めて見てみようと思うようになりました。そうしてまた色々なアイドルを見ていく中で出会ったのが岡崎泰葉でした。

美優さんの成長は、「過去の克服」と「自己愛の獲得」の二つの要素が大きく、その二つが私は特に好きです。そして泰葉はこのうち「過去の克服」を課題として抱えていたアイドルでした。そしてそこから前に進んでいこうとしている姿にグッときて、是非ともこの子を担当アイドルとしてより前に進んでほしいと思うようになり、泰葉を2人目の担当アイドルとして迎える運びとなりました。

 

担当遍歴 GIRLS BE NEXT STEP

泰葉を担当として迎えて改めて彼女のカードを集めたりする中で、GIRLS BE NEXT STEP(GBNS)に出会いました。もちろん存在は以前から知っていました。そして改めてこのユニットと向き合った時、このユニットが泰葉にとって決して欠かすことのできない超重要なユニットであると思いました。GBNSがあるから、泰葉は仕事だけでなくプライベートを楽しむことができ、彼女が過去に取りこぼしてしまった「普通の女の子」としての経験をアイドル岡崎泰葉として経験することができます。そしてそんな仲間と一緒のユニットだからこそ、泰葉はアイドルとしてさらに前に進むことができます。等身大の人間としての岡崎泰葉も、アイドルとしての岡崎泰葉も、GBNSがあれば自分の手を離れえたところで「自発的に」前を向いて歩むことができると確信しています。

しかもユニットメンバーについて見ていくと、いずれもめちゃくちゃ良い子で好きな子たちでした。裕美は始めたての頃から知っていましたが、ほたると千鶴と一緒に改めて向き合ってみると、3人とも私が美優さんのところで重要視していた「過去の克服」や「自己愛の獲得」という要素を抱えていました。そしてこの3人にとってもGBNSは前に進む原動力になるユニットだと思います。

ここで私は悩みました。ほたる、千鶴、裕美の3人を担当アイドルとして良いのかどうかについてです。先述の通り、3人には要素として美優さんや泰葉と共通するものがあり、実際にそのような点における成長が描かれています。そしてその成長には私も少し関与したいとも思うようになりました。

しかし、その成長に関与したいという思いの裏にはそれが泰葉の成長にもつながることを期待する少し打算的な面があることも確かです。彼女たち3人の成長に泰葉が刺激を受けてさらに前に進む契機になればいいなという思いもあります。打算的な思いを抱いたままプロデュースできるのかどうか、私としては全く自信がありません。

そして何より、美優さんや泰葉ほどこの3人の成長の先のビジョンを考えることができなかった、というのが担当アイドルとしなかった理由です。美優さんに対しても泰葉に対しても、成長を繰り返してたどり着いてほしい場所があります。美優さんは、月の光のように柔らかくファンを照らしていくアイドルに、泰葉はファンと一緒に歩みを楽しんでいけるアイドルになってほしいという思いがあります。そのためにこんな仕事をしてほしい、このアイドルと組んでほしい、などそこに至るまでの道筋も考えています。もちろん2人の志向を何よりも優先するのが私のプロデュース方針ですが、プロデュースする以上は2人が道に迷った時に先を示すことができるくらいには明確なビジョンがありました。しかし、千鶴と裕美に対してはそのようなことがあまり考えられなかったのです。当時彼女たちが実現していたことがもうゴールに思えてしまって、それ以上何かやれることがあるのか、私には分かりませんでした。ほたるはトップアイドルという明確なビジョンがあるのですが、私のプロデュース方針とは少しズレてしまうと思うので、これもまた積極的にめちゃくちゃやりたい!とはなりませんでした。

個々人に対して明確に先を示すことが考えられない、でも3人の成長は泰葉のためにもなるし、個人的にも好きなので見ていきたい。そう考えたときに、GBNSというユニットがこれを実現してくれることに気がつきました。GBNSを親友である4人が仲良く活動し、そして人間としてもアイドルとしても成長する場として提供する。これが答えだという結論に至りました。そこで、GBNSを担当ユニットとして、自分がプロデュースするユニットとして扱おうと思いました。まあヒストリーでも俺がこのユニット作ってたからな、と自分を納得させておくことで経緯だとかそういったところは曖昧にしておきます。結果的に今に至るまでこのスタンスでやってきてとても楽しくやれています。メンバーの活躍があれば大喜びして応援しますし、GBNSとして活動してくれれば言うことなしです。GBNSのアイドルそれぞれの担当プロデューサーさんたちのツイートからも色々と考えさせてもらっていて、この判断は正解だったなと思っています。

担当ユニット、これからも頑張れ。

 

担当遍歴3人目 白雪千夜

白雪千夜は、マジで色々書くことあるのでこれはこれで近日中に記事書きます。割愛。

 

終わりに

最初から最後まで自分語りで、マジで読んでて一切面白味のない記事でした。読み返してみて、未来の俺以外誰がこの記事読んで面白いんだ…と思いましたが、書いたもんは書いたので放出しました。もしここまで読んでくれた物好きな方がいらっしゃいましたら、ここまでお読みくださり本当にありがとうございました。

では、近日中に白雪千夜についての記事でまた。