空模様は、みぞれ雪

アイドルマスターの話をします

アイマスP辞めた話

 お久しぶりです。表題にもある通り、2023年の1月をもってP辞めました。今までは嫌なことがあっても楽しいことや嬉しいことがあってどうにかやってこれましたが、耐えきれなくなり、辞めました。

 辞めてから3か月、心が落ち着いたので、こういうブログを書くようなスタンスの人間がPを続けるとどうなるか、結末を提供すべく筆をとってみようと思います。

 ネガティブな内容なのでアイマス楽しくて仕方ない人にとっては不愉快極まりないブログになります。その点のみご了承ください。

 

 

 

自己紹介

 まず私がどのような立場でアイマスに触れてきたのかをご紹介します。

 担当は三船美優岡崎泰葉、白雪千夜、GBNS(ユニット単位)でした。白雪千夜以外についてはそれぞれ記事を残してあるので、興味のある方はそちらも併せてどうぞ。

 2017年の2,3月頃から6年弱、デレを中心に触れていました。その間、多少の波はあったもののアイマス以外ほとんど他のコンテンツには触れていませんでした。

 デレステから入り、音ゲーも好きだったのでその部分も楽しかったのですが、テキストを読むのが好きでした。なので、デレステから入ったが、モバマスもそこそこやりました。

モバマスさえ続いていればなあ…

テキストを読むためにやっていたので、デレステのスコア編成などは全く知りません。むしろ煩雑にすら感じていました。デレの話をしようとして一生スコアタの話をされると辟易してしまいますよね。

 

P引退の決定的な原因

 さて、本題に戻ります。

 私がPを辞めようと思った決定的な出来事は、2022年のデレステの三船美優さんのカードの実装でした。

 私はガチャガチャの運が悪いので、天井しました。担当アイドルのテキストを読み逃すのはありえないので。しかし、数万円と引き換えに入手したテキストの中身は包み隠さず言えばゴミです。お前が担当だからどうこう以前に、人間としての美優さんの尊厳を踏みにじっています。信じられない気持ちで、運営にお気持ちも送りました。迷惑かもしれませんが、何か起こるかもと薄い期待をしてこのような返信をいただきました。しかし、結果として提供されたのは、少ししてから配信されたクソみたいに舐めた営業コミュ。決定的に冷め切っていた熱が完全に消えた瞬間でした。

 

何が嫌だったか

 ここまでボロクソに言ったからには、テキストの何が気に食わなかったのかを説明する義務があるでしょう。

 最も不愉快だったのが、三船美優の目指すアイドル像とあまりにかけ離れたカードが、最悪のタイミングで実装された、ということです。

 これは私の過去の記事により詳しく書いているのですが、三船美優さんはアイドルとして再出発のタイミングでした。flamme martiniでの活動を経験し、改めて自分がなりたいアイドル像を模索していました。しかし、彼女は過去に「ファンに寄り添うアイドル」になりたいと明言しています。この方針は活動当初から示唆されており、明言されてからもほとんどブレることはありませんでした。

 改めてなりたいアイドル像を模索する段階で、再びそのような話が来るのかと思ったら、なんとコスプレです。はっきり言って理解不能です。

 アイドル像を再び模索するこのタイミングでこれを出すことの意味はあまりに大きく、もう引き返せないように感じました。この後にどんなものが出ても整合性が取れず、挽回できません。明らかにライン超えです。しかもその後に出された営業コミュは完全にその方向でした。もう、私がプロデュースしていた三船美優さんはいないのだと感じてしまいました。

 

ダメージが大きかった理由

 これを不愉快に感じさせる要因が他にもありました。

 それはモバマスのサ終です。『レッド・ソール』や【こころ、酔わせて】はデレステ発祥ですが、それまでの三船美優を描いてくれたのはモバマスです。先ほども言及しましたが、三船美優さんが目指していたアイドル像は、モバに描かれてきた経験を通じで形成されてきました。特に【ふぁいと一発】などに顕著です。鎌倉アイプロ、天藍のカンツォーネ、心縛のアルケミスト、心染めし春(特訓前)など、私が好きな三船美優はモバで形作られてきました。

 そしてそのタイミングで公開された10周年アニメでは以下のようなメッセージが発されました。「別々の世界線だから、モバ消えたらモバのアイドルは消えます!笑」

 好きだった三船美優が消える。そして唯一残っていたデレステの美優さんは過去の経験をまるっと無視されてしまっている。そこにどのような価値を見出すことができるでしょうか。

 モバマスのサ終とそれに対する公式からのメッセージに絶望し、もうこれ以上はついていけないと判断しました。

 

他にも溜まっていた鬱屈

 他にもデレに対する不満は色々とありました。もう忘れてしまったものも多いですが、以下に羅列していきます。

  • 出番格差。いまさらかもしれませんが、普通にイラつきます。
  • 美優さんソロ2曲目がずっっっと先延ばしにされています。なんで…
  • くだらない総選挙。せめて選挙の順位に応じて出番なりを提供するべきだと思います。
  • デレステのゲーム性一辺倒な方針。音ゲーやスコアタ優先でコミュは二の次、といった印象を受けます。
  • エモ消費。UNIQSの扱いは、世間が「エモい!」と言いそうなことを連発しているだけに感じます。くだらなすぎです。
  • コンステが最悪でした。座席システムについては、私自身がサッカー観戦もするし観劇もしたことがあるので別にいいと思うのですが、あのライブでは主役はももクロ広瀬香美です。デレマスの周年のタイミングで行うにはふさわしくないです。
  • 10周年アニメの泰葉の扱い。あれだけ予告で蒸機公演を押し出しておいて、本編ではごくわずかな出番に留まるのはどういった了見だったのでしょうね。サ○ゲは最高ですね。
  • 肌感の話ですが、コミュの話ができるオタクが減った気がします。私のようなタイプはやはりどこかで離れていってしまったのでしょうか。

 

終わりに

 意を決してPを辞めましたが、辞めてよかったです。前述しましたが、私はアイマスをやっていた間はほぼほぼアイマスしかやっていませんでした。時間もお金もだいぶそこに割いていました。

 アイマスを辞めてからはそこに使っていたお金も時間も浮いたので、元々あった他の趣味にお金を使えるようになりました。

 サッカー観戦、映画鑑賞、読書などが好きなのですが、いずれも時間が必要なコンテンツです。そのための時間が捻出でき、さらにサッカーは現地観戦に行くお金もできました。

 アイマス一辺倒だった頃より、間違いなく生活が豊かになりました。心底辞めてよかったと思います。

 ただ、担当アイドルのことは今でも大好きです。まだ付き合っているオタクたちの話を聞いていると、たまに少し悲しくなってしまいます